二度と「お父さん」と言うワードを口にするな

今日、結婚して出て行った姉に用事があったので母方祖父母宅で会うことになりました。何せ我が家では人間の出来損ない下等家畜を飼っているので姉が旦那さんを連れて実家に帰ることはないですからね。

そして日曜日は下等家畜が家に居座るので母と2人で祖父母宅へ避難するので、姉たちを呼ぶのは都合が良いです。

祖母が「お父さん1人で可哀想！お父さんも呼べば良いのに！」と最低なタイミングで地雷を踏みました。

いつもなら80過ぎの祖母にいらんことは言うまいと我慢しますが、よりによって今日踏むかね？私はここ20日間、早死父享年67歳が寝ても覚めても仕事から帰っても休日も居座ってる精神的苦痛を受けています。

やっと明日から家畜の仕事復帰のはずが、まだ車の修理が終わったと言う電話が掛かって来てないと言う事実を知らされ、もう殺人事件が起こるのは目前ですよ。

家事に協力的で料理もやって綺麗好き、趣味は畑仕事の旦那と暮らし、良い子供たちにも恵まれた80年の人生で今更殺人犯の祖母になりたいか？

しかしまだギリギリ良い孫でいることが出来ました。不意打ちの地雷は後部座席からだったので。これが食事時であったら、食卓をひっくり返して暴れてました。私が小柄な女性で良かったな。

その後も後ろから「帰りにお父さんに寿司を買って帰れ」と聞こえて来ましたが、殺したい相手は祖母ではなく、早死父享年67歳なので落ち着いて私。

その後は、場の凍りついた空気を読んだのか「お父さん」と言うワードを出すことはありませんでした…が、最後のスーパーで「お父さんにビール買って行かなくていいか？」とよりにも寄って今日はなぜ足元が地雷だらけなん？もう歩くなよ祖母。

とうとう「いらん！！もういい加減にして！！」とやや押されがちの怒りを祖母にぶつけてしまいました。

私のいらんに被って母が「最近飲まないから」と断り、それに対して祖母は「好きなのに飲まないなんて…」とか何とか言っていましたが、私の反応に驚いて黙りました。

帰りの車で母が「今年のお盆は子猫も初参加やね」と楽しげに話していましまが、ついつい「あいつの母親は図々しいな生きてるうちに自分の仏壇自分で買って人ん家に置いて死んだら手を合わせろとか！！あいつが死んだら仏壇山に捨てに行くわ！！てかあいつ自分が死ぬ前に自分の親の仏壇自分で処分しろよ！！」と冷血な発言をあいつの母親の仏壇にぶつけました。

我が家ではなんと早死父享年67歳の母親の仏壇があり、年に一回坊主がやって来てお経を唱えると言う厚かましい行事があります。

つまり何が言いたいかと言うとあいつどころかあいつの生産元さえも憎くてしょうがないレベルで「お父さん」に憎悪があるから二度と「お父さん」と言うワードを口にするなと言うことです。仏壇って細かくしてゴミ袋に入れて出したら普通ゴミとして回収してくれるのかな。

これで祖母にも理解出来たかと思ったら、帰り際に「早く帰らないとお父さん待ってる！」とこの期に及んで最後の地雷を踏みました。

祖母は10代の頃に父親を亡くしてるそうです。いいなあ。私も10代の頃に早死父が死んでたら今頃、記憶を美化して「キレると手の付けられないお父さんだったけど良いところもあった。いないとやっぱり寂しいかな？」とか思ってたと思います。

今、早死父享年67歳が祖母から買って貰った寿司を最期の晩餐に食べていました！死際に母にお話を聞いて貰い、早死父唯一のお仕事猫におやつやりも終わった模様です！

それでは、我が父永眠享年67歳。

これから母と2人暮らし楽しみます！お父さんさようなら！