俺が、死刑覚悟で女帝を殺害するか、俺が未来を諦めて自ら死を選ぶか

親父がコロナに感染して、心臓疾患まで見つかった。
正直半分不安と半分やはりと思っていたところだったが、勤務中にわざわざ携帯の充電器を届けに親父が入院した病院に業務時間を削ってまで行っただけなのに、待たされた挙句に入院治療計画書のサインまでさせられた。
そして、翌日案の定女帝は「マンション住民と病院がグルになってる」とか、一日たって計画書を見た途端「お父さんが実験台にされて死に至らしめられる」とか意味不明な主張を繰り返しながら一日中暴走、隔日勤の合間の休みを家に居辛くさせられた。
職場→自宅休養→職場→自宅休養のはずが、職場→拷問部屋→職場→拷問部屋に変貌、食事もろくにできないわ、部屋で自分の時間を過ごせないわでもう絶望。
制御不能の暴走女帝の餌食になったまままた貴重な隔日勤の合間を奪われ続ける絶望からいつになったら解き放たれるのか?

親父が透析に向かう前には、女帝が財産問題で親父を執拗に攻撃して、親父は「殺される」と悲鳴まで上げていたし、そんなところまで追いやっておいて今更「お父さんが心配やー」とか、人を何だと思っているのか!?
(その日の透析から帰らずにコロナ感染と心臓疾患で入院につながった)

親父が生きて退院するか否かは分からないが、当分女帝の感情のままに蹂躙される家庭生活が続く、いくら説明しても今まで聞き入れてくれることなど皆無の女帝なんだから、暴走したら諦めるしかない。
俺が、死刑覚悟で女帝を殺害するか、俺が未来を諦めて自ら死を選ぶか、自分の尊厳を諦めるかのどれかしかないところまで追い詰められたことは確かだ。
女帝を止められる者はいないのだから、止めること自体が不可能な無敵の暴走モンスターマシンなのだから。