ああ、あの生ゴミが通り魔に殺されればいいのに。犯人をまさか恨んだりしないよ

生ける生ゴミよ、早く死ね。動く肉の塊よ、さっさと消えろ。
その醜い図体で俺の視界に入るな。その不愉快な声で俺の鼓膜を震わせるな。咳払い、足音、お前のあらゆる生態音が不快なんだよ。いつまで生きる気だ？さっさと消えろよ忌々しい！

ああ、あの生ゴミが誤嚥で死ねばいいのに。苦しんでる姿は汚らしくて見てられないけど、せめて断末魔は遠く離れた所から聞いていてやるよ。でも救急車は呼ばないよ、気付かなかったという事にするから。
ああ、あの生ゴミが乗る飛行機が墜落すればいいのに。他の乗客には悪いけど、そう願ってしまうほど、俺はあの生ゴミに苦しめられてきたんだよ。燃える機体と共に焼かれるなんて、生ゴミに相応しいじゃないか。
ああ、あの生ゴミが通り魔に殺されればいいのに。犯人をまさか恨んだりしないよ。むしろ感謝だよ。犯人じゃなくてヒーローだよ、生ゴミを代わりに処分してくれたんだから。誰か殺したい人は、無辜の善良な市民を襲わずに、ここでのうのうと生きている腐れ人間を殺ればいいさ。

おい、生ゴミ。もう一度聞くが、いつまで生きてるつもりなんだよ。さっさと死ねよ。
お前が消えてくれたら、全ての罪を不問に付してやるよ。今までの全部をなかった事にしてやるよ、お前の存在含めてな。
お前が死んだら、その日こそ祝宴の日だ。お前が死んだら、その時初めてお前に感謝してやるよ。まあ、葬式なんて贅沢な事はしないけどな。焼却して終わりだ、お前はただの生ゴミなんだから。