私の大事なものを尽く奪っていったお母さん

物心がついた頃から苦手意識のあったお母さん。
高圧的で、暴力的で、否定して、褒めてくれない、料理だけは美味しいお母さん。
初めて学校で泣いた時、｢貴女が弱いからよ｣と言ったお母さん。
中学に上がっていじめに遭った時、｢悔しいなら明日から登校しなさい｣と言ったお母さん。
高校に上がって初めて心開ける友達が出来た時、｢あんなだらしない子と付き合うのは辞めなさい｣と言ったお母さん。
初めて出来た彼氏、初めて出来た大好きな人、それを知って｢発情期の猫｣｢別れないなら向こうの親を呼ぶ｣と言ったお母さん。
私の大事なものを尽く奪っていったお母さん。
私の拠り所を尽く潰していったお母さん。
私から色んなものを奪っていったお母さん。
最後に笑ったのはいつだったかな。
泣いた日は数えきれないほどあるのにね。
死んでください、出来るだけじわじわと苦しんで、惨めに死んでください。
そのよく回る舌が二度と役に立たないよう引っこ抜かれますように。
そのよく振り上げられる女性とは思えない筋骨隆々な腕が落ちますように。
不平不満ばかり、人の悪口ばかりで歪んだ顔がもっと歪み増すように。
死んでください。
必ず苦しみながら、生きていたことを後悔するほどに苦しみながら死んでください。
もうそろそろいいでしょう。
早く死んでください。