気まずくなるからその辺にしておきなさいと俺が宥める

「親は絶対的な存在」、女帝の頭はそれが当たり前の時代で止まったまま、時代錯誤の老害そのもの、迷惑をかけた相手方俺だと、謝るどころか開き直って「頭が一杯なんやー」「頭が真っ白なんやー」と被害妄想の威圧的自己主張をしつこく繰り返してこっちは不愉快極まりない。
女帝は昔から、俺の部屋に押し入ってきてはこっちが興味も関心もない自分の事業の事情話などをしつこく長くおしつけてきて、こっちが「要点だけ言って」と言っても全て一蹴するわ、車の中だと「女帝がお金がかかるけどありつきたい話をし始める」→「お金に余裕がないとか年金が減らされたなどの困窮アピールを執拗に繰り返す」→「気まずくなるからその辺にしておきなさいと俺が宥める」→「お父さんが死んだら我が家は行かれんと逆上しはじめる」→「俺の過去の失敗や他者との比較話を持ち出して、俺を執拗に責め立てる」のワンパターン。
運転手の俺は、逃げることができないから絶望と阿鼻叫喚の極限状態に追い詰められる。
こんなバカなことが何で意図も簡単に罷り通るんだ！？
あと何回こんな仕打ちを受けなきゃならないんだ！？