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じゃあ、お前は貰える権利いらないんやな

デス書き込み

女帝がまた昔の親父の相続の件を蒸し返し始めた。
後から女帝が親父に相続の件で詰め寄るような話をし始めるのを耳にした俺は、嫌な予感からそっと逃げるように朝食を外でしようと抜け出した。
しかし、昼前に帰宅してみると親父はすでに逃亡、親父の携帯もバッテリー切れで携帯の外出先での充電手段も知識も持ち合わせていないから当然連絡不可能。
そして運悪く、また女帝の外出の運転手をする羽目になり、そのままファミレスで女帝と二人で食べることに。
すると、嫌な予感が的中、女帝が今朝の親父の相続の話を執拗に俺に押し付けるように話し始めた。
雰囲気を守るべくこの話を切ろうとしても、今まで一度も止めること叶わなかったように今度も俺の一言で女帝の相続の話を止めることは叶わず、俺は相続の権利的に被害者なのに女帝からしつこく話しつけられて切ろうとしたら「じゃあ、お前は貰える権利いらないんやな」と勝手に決めつけて恫喝、このまままた車に乗れば女帝の恫喝の餌食になりながら運転をすることは必定。
俺は、思い切って女帝を置き去りにして車でファミレスを去ったが、女帝はドヤ顔するようにタクシーで帰宅して料金の領収書を俺によこしやがった。
俺は、自分の時間や身を守ることさえできないのか?

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