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父は自称自分より格下なこう言う仲間としか付き合えないんだなと呆れました

デス書き込み

昨日、なかなか寝付けずに居たら不思議なほど鮮明に父の死後や葬儀の想像が膨らみ、情景が気持ち悪いほどリアルでした。
どうやらうちの父は、飼い猫よりも母方の祖父母よりも先に死にます。

父は月曜日に自室で死にました。私は呆然としていて、母は必死に父の死体に呼びかけています。私は、父はもう死んでるな。と思い母を止めました。母は動転しているのか涙を流しているようで、私まで釣られそうになりましたが、父のために泣くか。と思いとどまりました。

母に救急に電話するように言われ、電話を掛けますが、何と言えば良いんだろう?と悩みます。変な言い方をして疑われないだろうか?「朝起きたら父が死んでました」と断定した言い方は良くないか?でもどう見ても死んでるしなあ…。と電話が繋がるまで悩み、繋がっても結局上手く言葉に出来ませんでしたが、救急隊が駆けつけるそうです。

飼い猫の姿がありません。不穏な空気を感じて隠れてるようです。救急隊が来ると母は父の死体の側を離れないので、私が2階の父の死体まで案内します。母は父の死体と一緒に救急車に乗って病院に行き、私は歩いて病院に向かうことになりました。

母に姉に連絡するように言われたので電話を掛けながら歩きますが出なかったので、単刀直入にLINEで「お父さんが死んだ」とだけ送りました。姉も私以上に父を恨んでいるので、驚きはするだろうけど、ホッとしているでしょう。

葬儀には父方の親族なんていないので、母方の親族ばかり来ます。彼らがわざわざここに来てくれたのは、父を悼むためじゃないことがわかりました。母方の親族はみんないい人で、家族仲も良いので、久々に家族が揃って心なしか嬉しそうで何よりです。

1人何だこの場違いな薄汚い老人は!?とそばに寄るのも躊躇うような汚らしい年寄りがいましたが、すぐにこいつが父がいつもマウントを取り見下して馬鹿にしてた唯一お友達だと察しました。

なるほど。底辺の癖にプライドだけは高い父は自称自分より格下なこう言う仲間としか付き合えないんだなと呆れました。

棺桶の中で、ものすごく久々に父の顔を見ました。薄汚い顔色です。シワシワでボロボロの死顔に不快になり吐き気がしました。思わず「自分が見下してた格下の友に死顔を見られるのはどう言う気持ち?」と心の中で問いかけました。

そして何だか、この惨めで無様で滑稽な死顔の父が無性に不憫で気の毒になりました。毎日、呪いを掛けて死ね死ね願っていたことに申し訳なさを感じます。

火葬している間に、親族で食事に行きますが、気持ち悪くて食事が謎を通りません。骨になって帰って来た父も気持ち悪いです。骨を拾うのも嫌で仕方ありませんでした。皆さんこんなことしなくて結構ですよ。海にでもばら撒きますから。と言う気持ちです。

最後に親族で祖父母宅に集まりました。久々に親族で集まって少し気分が良くなり楽しい気持ちになりました。

夜遅くに母と2人だけで我が家に帰ると飼い猫が玄関までお出迎えしてくれました。

ずっと願い続けた父の死で、気分が悪く暗い気持ちだったのに、飼い猫だけがいつもと同じです。その日は眠れず深夜遅くまで母とリビングで過ごしました。

死んだ父がご機嫌で自転車に乗って帰って来そうで、2階の自室から父が降りて来そうで気持ち悪いです。

よし。父のゴミ全部捨てよう。そうすれば父が完全に消滅すると決意して、いつしか眠りに付いて目覚めたら、父はまだ生きていましたが、父は自室で眠るように死ぬんだと確信しました。1日でも早く父がこの世からいなくなる理想の現実を手に入れます。

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