お前はまともに仕事をしなかった。お前に遊んでもらった記憶などない

なんで私はお前の子供としてこの世に生まれたんだろう。母親にも父親にも死んでもらいたい。
いや、父親に死んでもらいたい。お前はあのくそババアの姉を殺したんだ。乳癌で叔母は死んだ。最初の結婚相手をお前は殺した。それまで病気も何も無かった人なのにお前と結婚した後に病気になった。
叔母が死んだのは私が産まれる前。そのあとお前はくそババアと結婚した。
お前はまともに仕事をしなかった。お前に遊んでもらった記憶などない。
お前は自転車を盗んだ。
自転車を売った。
たった3000円だった。
その為だけに売った。そのせいでお前はクビになった。仕事が無くなった。折角買った家も手放すことになった。一戸建てで3階建ての立派な家だったとは言えないかもしれないけれど、持ち家だった。
でも今はボロボロのアパート。すきま風がビュービュー吹く、夏は暑く、冬は寒い。築50年の家に住んでいる。狭い家に3人で住んでる。
何もかもお前のせいだ。くそババアがああなったのもお前のせいだ。お前がくそババアたちの前に現れなければ、ただの母親だったはずだ。
なあ、お前は何がしたかったんだ？ボロい家で生活保護を受けて、明日食べるものにも困る生活をしている私たちに何がしたかったんだ？
でもお前に感謝していることがひとつある。この世に誕生させてくれた事だ。でも今は家にいたくない。こんな家にいたくない。私が死にたい。消えたい。同級生の楽しそうな話を聞くと、その人を殺したくなる。その人は何も悪くないのに。
お前が消えようとくそババアが消えようとこの苦しみは消えない。早く死にたい。誰も要らない。必要ない。この世から消えてしまいたい。