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じじぃがそこにいる、じじぃが忍び寄って、部屋の影で、私の弱点を探してる

デス書き込み

 じじぃの被害妄想、夜中に起こしたのは私じゃない。なにか言いたげなジジィ。
 あんたが勝手に目を覚ましたんだ。人のせいにするな。迷惑扱いするな。
 起きれば人のことを八つ当たりすることばかり考えてるジジィ。
 じじぃがそこにいる、じじぃが忍び寄って、部屋の影で、私の弱点を探してる。
 私の嫌なところを探してる。そう、ありふれた、ひつぜんてきな、どこにでもある、だれにでもあるところを
 どうやって悪く言うか、考えてる。どこが弱点か探してる。
 どんな微細なことでも、どんなに良いところでも、どうやって悪く言うか考えてる。
 そして、じじぃの立場を利用して、吹聴してまわる。
 じじぃの誇大妄想。
 じじぃのおかげで私は、一生縮こまったまま動けない。神妙にする方法だけ学んだ。
 じじぃに隙あらばやられる。
 今日も私は胃が痛い。
 ストレス性の胃炎だ。
 じじぃが監視してる。あら捜ししてる。
 私の声、私の普通の生活。そう、どこにでもある。
 そんな私をわざと悪く言いまわすにはどうしたらいいか考えてる。悪知恵を振り絞って。
 じじぃよ、私を開放してくれ、何十年いじめつづけられればいいのか。
 一発、殴られて終わるならそっちの方がまだマシだ。
 陰湿に粘着されるよりは。
 今私憎悪に満ちてる。些細なことや、なんでもないことを、わざと悪く言うあなたに。
 立場を利用するあなたに。
 居ないときどれだけ楽か。
 願わくば死ねと思ってる。

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