奨学金がまだ100万単位で残ってる。なのに一人だけぶくぶく太って、ダイエット商品に何万もかける

「無能で馬鹿で何もできない」わたしを育ててくださったあなたへ
金は極限までケチり、家族に当たり散らして出世して得た収入は独り占め。そうだよね。あなたが頑張って働いて手に入れた地位だもんね。仕方ないね。
お弁当づくりは親の愛情じゃなくて、子供が門限を破った罰。サークルは飲み会と決めつけて実質禁止。具合が悪くて寝ていればニヤニヤしながら近づいてくる。あるいは叩き起こす。反対意見を言えば「俺の教育は失敗した」。「反抗期がなかったのは俺の育て方が良かった証拠」。
親が決めた進路以外に金は払わないけど、親が決めた進路に進んでも結局金は払わない。奨学金がまだ100万単位で残ってる。なのに一人だけぶくぶく太って、ダイエット商品に何万もかける。高校生の子供に貯金残高を見せて、親の老後設計をわたしの将来設計とセットにする。
就職先も住む場所も親が決めた。住む場所は変えた。就職先も今変えている。頭の中で反対し続けるあなたを延々と説得している。疲れた。
妹の結婚に条件をいくつもぶらさげて結局邪魔して諦めさせていたから、わたしが結婚はもとより、自分がやりたい仕事を選んで住みたい場所に住んで一緒に生きたい人と生きるためには、あなたには死んでもらうしかない。
殺したいわけじゃないけどもう死んでもらうしかない。あなたがいなければみんな幸せなのに、どうして誰よりも元気なのですか？
わたしはどうしたら元気に生きられるのですか？
あなたが死ぬまで、元気に生きることを諦めなくちゃいけないですか？
何度考えてもそうとしか答えが出ない。