電力を使って冷やした生ごみ倉庫と化してしまっている

何で自宅の食事にこんなに不自由しないといけない訳?
今や台所はゴミ屋敷を通り越して肥溜めと化しており、もはや料理をする場ではなくなっていた。
冷蔵庫も腐った食べ残しだらけで異臭がしており、電力を使って冷やした生ごみ倉庫と化してしまっている。
ガステーブルの台の横には残飯を入れた袋がドスンと置かれており、腐臭で食事を作ることすら叶わない。
しかも碌に捨てもしないプラごみの袋がいっぱい(しかも、回収条件を満たさない可燃物ゴミがお約束のように混じっている)で、コバエがどんどん湧いてきては台所がほぼ占拠されているありさま。
だから、自分で食事を作れないからわざわざ外に出て食事せざるを得ないと思ったら、明日早朝出勤なのにもう夜9時を回っている。
食べるか食べないで寝るかで酷く悩まされれば、さらに時間が経過して状況はますます悪化、そして遅きに失した決断で一人で食べに出るしかないと思ったら、女帝が引き留めてヨレヨレになった親父を食事に連れて行けだって、やっぱり女帝にとって俺には人格というものがないのだな。