お世辞にも生まれてよかったなんて言えないくらい毎日が最悪だ

デス書き込み

俺一人だけ女帝の傍にいる、ただそれだけで俺は女帝の不満や妄想のサンドバッグにされる。
自宅の時も、移動中の車の中も。
俺に逃げる術はない。
女帝の傍には常に俺一人しかいないから、延々と女帝にあることないこと押し付けられて今にも暴発しそうだ。
家の下に学習塾が作られることも、仲の悪い親戚といがみ合いになった時も、親父が入院している病院に対しての不満も、家の傍の樹木に何らかの悪意が加えられると妄想した時も、女帝の頭の中の幻想世界に妄想の敵が現れた時も、国に対する政治の不満も、すべて当事者に向けず、全部俺に向けてくる。
女帝の傍に常に俺しかいない、ただそれだけの理由で。
俺って一体何なんだ?、俺には人格も尊厳もないのか?
入院している親父に一言、結婚する相手を間違えたな。
結果俺が生まれたわけだが、お世辞にも生まれてよかったなんて言えないくらい毎日が最悪だ。
仕事から解放された後の時間のほとんどが、こうして女帝の好き勝手に奪われつづけるなんて、もう嫌だ。
病院よ、早く親父を返してくれ、死神よ、女帝を止められるのはもうあなたしかいないかもしれない。
無念でならない、おれはこんな生き方なんてもう御免だよ。

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