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だんだんと毒父と毒母の関係も悪くなり、家の中は常にピリピリ緊張した空気になっていってた

デス書き込み

うちは筋金入りの機能不全家族だった。だけど関係はうまく行っていた時もあった。ずーっと昔。ピアノを弾く幼い私の後ろで、当時は若く仲も良かった毒父と毒母が、「上手だね」「将来はピアニストかな」私を褒め称え笑い合う2人の声を背中で聞きながら嬉しく思っていた。そんな時もあったんだ。ずっと忘れていた。なんでピアノをやめたんだろう。はっきりとは覚えていない。だんだんと毒父と毒母の関係も悪くなり、家の中は常にピリピリ緊張した空気になっていってた。子どもながらに感じていた。私は中学生になり何かと問題を起こすようになった。私が問題を起こすことで、普段不仲な両親が2人揃って私のことを話し合っていた。それが嬉しかった。根本的な家の空気は変わらず、私は薬物中毒になっていった。ピアノには触ることもなくなっていた。ゴミ屋敷で惨めな生活をしていた毒父は死に、放置されていたピアノは処分した。私は毒母毒兄と絶縁。あるきっかけで40年ぶりくらいにピアノを習い始めた。昔習っていた曲が弾けた。身体が覚えていた。背中から毒父と毒母の声が聞こえてきた。涙が止まらなかった。もうあの頃には戻れない。私は毒兄と毒母のしたことを無かったことにはできない。死んで私に詫びろ。

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