俺が食事も含めて女帝の機嫌を見ながらしか行動できない苦悩など、分からんだろうな

あ～あ、晴天の日曜日なのに朝から最悪だ。
朝から不機嫌な顔で「仕事はどうした」だって
そして、案の定俺の部屋の出入り口に立ってネチネチと長々と「これから先がー」「保証人がー」。
大体、退院してから休養を挟んで仕事探すつもりが、てめーが認知症検査にしくじって免許返納して、それ以降女帝が個人事業や買い物で自分の足で動けないからと事あるごとに俺を運転手に駆り出してるからろくに休養もできねえし、ここまで依存されたら何もできやしねえんだよ、
俺が食事も含めて女帝の機嫌を見ながらしか行動できない苦悩など、分からんだろうな。
職業訓練に行ってた時も、終わって帰ったらてめえの用事に散々振り回されたし、今後もし仕事に就いて帰ってきてもまたいろいろ振り回されるのを考えると自分の時間がゼロになるのが不安でたまらんわ。
「家族だから」という言葉を振りかざして俺を束縛し放題、その家族の定義に俺の自分の時間は含まれていないらしいし。
てめえとの話は全部「同意の強制」か前提だからもう話したくねえわ。
最近、親父が部屋のものを叩きつける音がこっちの部屋まで響いてくることが多くなったのも、てめえが嫌がられてる話を長々としつこくして家族の和を乱していることが原因だしな。
てめえ、家族がーとかいう前に自分が我儘三昧で周囲に敵を作っている現実にいい加減に気づいたらどうだ!?