毒兄が死ねば、今まで悪かった土下座して謝って私を頼りにしてくるかなあ

なんでいつまでもあの女に捉われてんのかなあ。
いつか自分を認めてくれるかもしれない、いつか自分を分かってくれるかもしれない、いつか自分を愛してくれるかもしれない、という叶うはずもない期待をまだ捨てきれていないのか。
毒兄が死ねば、今まで悪かった土下座して謝って私を頼りにしてくるかなあ、私を騙して毒兄に生前贈与した不動産を私名義に書き換えるかなあ、という妄想。
きっと私は悔しいんだ。私の方がよっぽど親孝行なのに、毒兄とあからさまに格差をつけられて。
もう、何を言ってもアイツらには日本語が通じないから無理だ。
ただただアイツらの死亡連絡が来るのを夢見ている。
苦しんで、痛い思いをしてから死んでほしい。私を軽く扱った罰だ。