お前は自分によく似ている毒兄が可愛くてたまらなかったんだろう

私はお前の感情に振り回されたくなかった。自分の気まぐれで無視しないで欲しかった。私が毒父に怒鳴られている時は庇って欲しかった。私が毒父に浴室で性暴力被害に遭っている時は助けて欲しかった。私がお風呂場の脱衣場で着替えている時にいつも毒父に覗かれていたのをやめさせて欲しかった。毒父が家の壁に超特大ヌードポスターを貼っているのを、剥がして辞めさせて欲しかった。毒父が家の壁に裸婦絵画を飾るのを辞めさせて欲しかった。私が学校で理不尽なことされたり言われたりしたら、毅然とした態度を示して欲しかった。もっと責任感を持って行動して欲しかった。無理な見栄を張らないで欲しかった。兄と差別してほしくなかった。お前は自分によく似ている毒兄が可愛くてたまらなかったんだろう。毒父に似ている私は可愛くなかったんだろう。でも毒兄と同じように可愛がって欲しかった。仮病を使って周りを操作するのを辞めて欲しかった。机に「死ね」と深く刻んでいたのを絶対に気づいていた筈なのに気づかないふりしてほしくなかった。センスの悪さを直してほしかった。クソダサいものを押し付けられて「買ってやった。感謝しろ」オーラ出されてもありがた迷惑。死ねよとしか思えなかった。なんでも話せるような親でいて欲しかった。私は毒両親と毒兄には何も話せなかった。私1人を悪者にして排除するのはもうやめて。もう死んで。今すぐに。お前らもう必要ないから。