もうすんなりと親の小言を聞いてあげるような気持ちにはなれない

物を送った時に電話が来ないから、こちらから電話したら、あっさりとどうも…と言って切った母親。

相変わらずだなと思っていたが、先程家に電話があったそうだ。
旦那が出たそうだが、とても暗い声だったとか…

ああ…またか…また一人で考え込んで、自分を不幸のどん底に落とした奴らが許せないと、落ち込み八つ当たりするための電話か。

聞くに耐えない内容すぎて、反吐が出る。
めんどくさいから、受話器を置きっぱなしにして、スピーカーで聞いてる。
こっちの相槌なんていらない。
一人でマシンガントーク。

そして、最後には「お前も同じように苦労するんだからな！」と道連れにしようとする。
そんな事言われたら、私は落ち込むだけだろうが！！！
わかっていることをわざわざ指摘しなくてもいいし、もうすんなりと親の小言を聞いてあげるような気持ちにはなれない。

さっさと電話切りたいしか思い浮かばない。
あの人は、あと数年で尽きるであろう人生を、最後まで怒りで生きていくしかないんだろうか。
親しい人たちが何かを言ってあげても、突っぱねて、誰もわかってくれないと叫びちらし、泣き散らす。

生きてても楽しくないじゃない…もう死んだ方が楽になるんじゃないの？