悔しくて、アルバイトかけもちして奨学金を利用して大学に通った

お金がないわけじゃないのに、テレビを見せてくれなくて、それが原因で小学校時代に私はいじめられた。いじめられてることを相談しても無視。当時の自分は学校から逃げられなかったので、本当につらかった。

高校時代には鬱っぽくて精神的に不安定でリストカットがルーチンワーク化していたのに、一度も病院に連れて行ってくれなかった。

同じく高校時代に
「女は大学に行くな。金の無駄」
と時代錯誤な発言を繰りかえし、いっさい金を出さない。悔しくて、アルバイトかけもちして奨学金を利用して大学に通った。

社会人になってから、親世代の男性とスムーズにコミュニケーションがとれることに本当に驚いた。発言するたびに、「バカ」「デブ」「ブス」と罵られないし、いつ怒られるのか、殴られるか心配しなくてよいから。優しい人が大多数なんだと初めて分かったよ。

茶碗やコップをテーブルに置くときも、わざと大きい音を出して威嚇する。風呂やトイレはわざとのぞいてくる。食事は自分の食べる分しか用意しない。洗濯も自分のしか回さない。家族の共有スペースは掃除しない。押しつける。大学に合格した時も、資格をとった時も、成人した時も、就職が決まった時も、病気で寝込んだ時も、いつも何もしない。子どもに対して常に無関心。ネグレクトがあたりまえ。

こいつのせいで私は10代の頃から、数え切れないほど自殺を真剣に考えて、なんとか今日まで紛らわせてきた。でも限界が近い気がする。苦しい。

これ以上、父親は生きてちゃいけない。
母を、私を、弟を不幸にする。
はやく死んでほしい。
心からそう思う。