母は私に父が死んだ後もずっと父の悪口を言うことに始まり

父は割と早く死んだ。

父と母の仲は、私が中学生くらいからずっと悪かった。

私はまだまだ子どもで、二人の仲を保つのに必死だった気がする。

しんどかった。

幼いふりして、母の機嫌を取り、愚痴を聞き続けた。

父は私が社会人になった頃に病気で死んだ。

母は泣いていたけど、
泣くくらいなら、喧嘩なんかし続けなきゃ良かったじゃないかと思う。

しかし、そこからがもっと問題で、
母は私に父が死んだ後もずっと父の悪口を言うことに始まり、
職場での悪口、
私のきょうだいの子どもたち(つまり母から見たら孫たち。同居している)の愚痴、嫁の愚痴を延々と私にこぼすようになった。

私が母が喜ぶからと、親孝行のつもりで孫の写真を送ると、
今電話したら私が出られる！と思うのか、すかさず電話してきて、コソコソと話す曜日「ちょっと聞いてくれる？」と話し始める。

私が何度「辛くなるからやめて」と言っても、
反省するのはその時だけ。

「また愚痴っぽくなってたら言ってね！」と言ってきて、しばらくは止むが、
しばらくするとまた電話で愚痴を言い始める。

私に嫌がられると困るから、早口でババババーーー！！と捲し立てるように言ってくる。

そして、最後は関係ない話で適当に終わらせて、「じゃーねー」で電話を切る母。

しかも口汚く孫のことも悪く言う。
しかも「直接言ったら？」という手は使えない。
だって、母は直接本人にも言う人だから。
「うん、だから言ってやった！」と自慢げに言い返してくるだけだから。

電話だけじゃない。
うちに孫見に遊びに来た時も、世間話かと思ったら、ジワジワと愚痴に移行して、鬼の形相で愚痴が続く。

私はお前のゴミ箱じゃねえ！！
次は電話かかってきても出ずに、
「もしかしてまた愚痴？」と一言メッセージを送って牽制しようと思う。

毒親は死ななきゃ治らないんだろうね。