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自分も土屋和也さんと同じことになってしまうかもしれないという不安

週刊女性PRIMEにて、土屋和也さんという死刑囚の方の記事を読んだ。土屋さんは、前橋市高齢者連続殺人事件の犯人であり、2019年9月において死刑囚である。

《ガラス越しの死刑囚》殺人事件の背景にあった、彼の孤独と貧困【後編】2019.9.29

こういった凶悪な殺人事件にあるのは、ほとんどが幼少期の不遇さだ。不遇さとは、親との関係である。土屋さんも同様に、幼少期に問題があった。土屋さんが2歳のときに両親が離婚をし、4歳で養護施設に入れられる。高校ではおとなしかったからか、いじめの対象になってしまう。

事件後の精神鑑定では、精神的に障害を抱えている。いじめがなければ、精神的な問題もなかったのではないか、だ。凶悪な殺人事件の犯人の背景にはよくあることだな、と感じた。

と、同時に、僕も同じことになるのではないか、という不安がいつもよぎる。こう感じるのは、僕だけではないのではないか。毒親デスノートに投稿している人の中にも、同じ気持ちの人がいるのではないだろうか。

土屋さんのことだけではないが、犯罪を起こし、重刑を課せられた人物の記事を読むと、同じことを思う。不安になると同時に、加害者の方が可愛そうになってしまう自分もいる。被害者からしたら、許されることではないのだけども。

土屋さんが事件を起こしてしまった背景には、孤独と貧困がある、とのことだ。僕も同じだ。

旦那デスノートや毒親デスノートにも書いているが、僕も親は好きではない。後から知ったことだけど、小学生くらいに虐待っぽいことを受けていたらしい。その頃の強い記憶が残っていて、知り合いに伝えたら、それは虐待だ、と教えられた。

親との関係が上手くいかないと、大人になって、問題を抱える。特に、人間関係の問題だ。周りと上手く付き合うことができないのだ。僕は友達がいない。1人もいない。孤独である。

お金だってたくさんあるわけじゃない。サラリーマンではないし、たぶん、同年代の人よりかずっと少ない収入だろう。この先、ずっとお金が入り続ける保証は無いし、貧困に陥る可能性だって大きいのだ。

孤独と貧困。常に将来が不安である。不安な毎日を過ごしている。相談できる人もいない。こんな精神状態、事件を起こした当時の土屋さんとなにが違うのであろうか。同じだ。

僕は生きていく将来が不安であると同時に、自分だって凶悪な事件を起こしてしまうのではないか、という不安も常に持っている。

小さいころに親との関係が良好で、学校を楽しく過ごせて、友達がたくさん居て、周りとも上手くやって仕事も順調な人に、この辛さは判らない。この状況を好んでいるわけではないが、自分ではどうすることも出来ない。

僕自身にしてもそうだが、毒親デスノートに投稿している人たちも、凶悪な殺人事件を起こさないように祈るのみである。


契約者 管理人 牧田

毒親デスノートの管理人でもあり、旦那デスノートの管理人です。

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